2月18日、19日に開催されたDevelopers Summit 2010(通称デブサミ)に行ってきました。
参加したのは19日だけでしたが、得るものが多すぎてとても有意義な一日となりました。
考えたことやもろもろまとめようとしてもまとまらず、いつまで立っても書けそうになかったのでメモや思考の断片を書いてみます。
三周遅れのXP -僕とドワンゴのXP-
登壇:庄司嘉織 氏
- 開発プロセスについて
- 方向を示し
- 道を通す人
- そして3周目
- 車輪の再発明しない
- 高速道路の設置
- XP
- 4つの価値
- コミュニケーション
- シンプルさ
- フィードバック
- 勇気
- おやつ神社
- TDDの話
- TDDの目的はテストではない
- 自分の解決すべき問題を小さく明白に
- 開発するためのテストを書く
- unitTestではない
- 不安をテストする
- WEB+DBのvol.35
- ペアプロでコードの共有
- コードの批判は人格批判ではない
- hudson ci
- slowtest問題
- アジャイルな見積もりと計画づくり
- planning poker
- 誰が何をやってるかいつでも誰でも見えるように
- 付箋いいよ
- don't repeat yourself
- 大きなものは把握できるよう小さくわけよう
- まずは個人でTDD導入
- xp is about social change
TDDという開発プロセスに対して以前から興味を持っていたのですが、興味がますます強くなるようなお話でした。
何より周囲を巻き込んでチーム内でTDDを浸透させていく行動力がすごい。
自分自身はまだまだTDDというものが何かというものが理解しきれてはいない(実践できていない)ので、まずはそこからだ。
パネルディスカッション 出張! DDD難民救済キャンプ 〜ドメイン駆動設計をあきらめない〜
登壇:和田卓人 氏/ 角田直行 氏/ 和智右桂 氏/ 佐藤匡剛 氏/ 渡邉健太郎 氏
- なぜ今DDDか
- 2009年にDDDに関する議論が増加
- ドメインモデル貧血症
- ソフトウェアの核心にある複雑さに立ち向かう
- ドメイン=知識、組織、活動の領域
- ユビキタスにドメイン言語を使う
- DDDの前提としてアジャイル開発が必要
- Domain-Driven Designのエッセンス(web)
- sourceforgeにDDDのサンプルがある
- DDDをあきらめない
開発プロセスについては無知なので難しい内容でしたがとても新鮮でした。
本筋の内容とは離れるけど、ユビキタス言語を意識して会話するというのは改めて大事だなと思いました。
自分の常識が人の常識とは限らないので。
建築から開発プロセスを学ぶ〜パタンランゲージ
登壇:中埜博 氏/ 和田卓人 氏/ 角谷信太郎 氏
- デザインパターン
- モノと心はどこかで繋がってるかもしれない
- 名付けられぬ質(QWAN)
- 心とモノをつなぐような質
- ダンボールでなんか作ってみる
- コンピュータとかには心が入り込む余地が少ない
- 会社や組織もツリー構造に分解されている
- 多変量解析
- 重なりが一つの集合体になる
- ツリーはトップダウン、セミラティスはボトムアップ
- 簡単なルールによって複雑なものを作る
- 中心部の共域
- ボトムアップとは参加型
- 脳の構造とパタンランゲージの構造は似てる
- 弓と禅
- 夫婦二人だけでマンション立てた人達がいる
- 建築のパタンランゲージは253ある
- 実際に役に立つように使うのがパターンの基本
- パターンとは機械的に作るものではなく、発見、発展を経て進化していくものである。
中埜先生のお話を聞いてとても感銘を受けました。
自分自身もモノや空間と心をつなぐ"何か"は意識的には思っていなくても無意識下では存在すると思っています。
コンピュータとかには心が入り込む余地が少ないと話されてましたが、少ないというだけであってゼロでは無いですよね。
すごく言葉にはし辛いけど今後とも暖かみ(?)をもって0と1の世界と付き合っていこうと思う。
そんなわけでサーバーに感謝の意を伝える。
% echo 'ありがとう' > /dev/null
まとめ
本当に自分だけのメモみたいになってしまった・・・